クレアチニンと腎臓病は密接な関係がある

腎臓病の食事療法の目的は、なるべく腎臓病を悪化させない事と、良好な体調の存続です。透析の要らない保存期のうちは、食事療法を試みる事で腎不全(腎臓の機能が正常な時の30%を下回っていると、腎不全と診断されるでしょう)の進行をスローペースにし、結果的に透析を開始する時期を遅くできます。更に言えば、透析開始後も、なるべく体調を崩さずに透析に望むために、食事療法は必須なのです。現在推奨されているタンパク摂取量は、標準体重あたり1kgにつき0.8g程度になります。もし標準体重が60kgくらいであれば、一日に必要な蛋白摂取量は単純計算で、約50gです。食品のたんぱく質含有量についても食品標準成分表で探してみて参考にするとよいでしょう。これらの食事療法については、栄養士からの食事指導で自分なりのアイデアを取り入れることも可能です。開業医さんで食事指導をうけられないときは、できるだけ近くの腎臓内科を併設した病院を紹介して貰い、その上で、専門的な意見を頂いてもよいかと思います。食事によって獲得し立たんぱく質は、体内で代謝され、不要なものは老廃物となり血液中にたまります。血液は腎臓中で分解されて、残った老廃物は尿と共に体外へ出されます。たんぱく質を摂りすぎると、老廃物が多くなって、腎臓に悪影響を出します。腎機能を保つためにも、日頃からたんぱく質の摂取量には目を配る必要があります。とは言っても、たんぱく質は健康な肉体を維持する上で不可欠な栄養素であるため、一定値は摂取しないといけません。CKDの治療において薬物治療と食事療法は重要で、これらの積極的な管理がCKDの進行を抑制します。食事療法に関しては減塩と蛋白制限が軸となり、減塩食については、高血圧(収縮期血圧・最高血圧と拡張期血圧・最低血圧を測定することで、健康状態を検査します)の治療を容易にし、かたや蛋白制限食においては腎機能の抑制効果が認知されています。CKDステージ3であれば減塩6g/日・蛋白制限 0.6g/kg×体重/日を推奨していますが、この数値は日本人が一般的に摂取している塩分・蛋白の約半分にあたり、大抵は蛋白制限食を美味しく感じない、カロリー摂取が満たされないなどで、実施困難な方を多く見うけます。肉や魚・卵・豆腐にはたんぱく質が多く含まれており、食べ過ぎないように工夫する必要があります。甘い食べ物に関しても案外多くのたんぱく質が入っていたりします。お菓子には豆類や乳製品が内蔵されているため、エネルギーが欲しいからといっても一気に食べると、余分なたんぱく質を摂取する事となります。例を挙げますと、ドーナツ1つ当たりには卵1個と同量くらいのたんぱく質が含まれます。腎臓病のうち慢性腎臓病については、腎機能の修復が難しいので、徐々にカリウム排泄能力が低下していくことが多く、排泄能力を補うためにカリウムの摂取と排出のバランスが重要となり、必要に応じてカリウムの摂取を抑えていくことが不可欠です。濃縮加工した野菜ジュースは、生の野菜や生の果物と違って大概はカリウム含有量が非常に高いです。仮に、腎機能が正常に働いていない患者さんが、日頃から野菜ジュースを多量に摂取した場合、さらに高カリウム血症の症状が顕れる惧れがあります。。水に溶けやすい性質をもつカリウムで野菜・芋類を具材として使うのであれば、小さめに切って水さらしもしくは茹でこぼしを終えてから調理に進みましょう。茹でる事でカット可能なカリウムの度合いは、食材の品目や調理時の水量・形状・処理時間次第で変動します。一般的にはほうれん草等の葉物野菜だと45%、いんげんなどの豆類で30%程カットできます。小さく切る、茹でたらしっかり水を切る、搾るようにすると、より多く除去できます。腎臓が健康でない方が最近増え、問題となっています。尿を作る臓器である腎臓は背中に左右一つずつ存在し体の中で不要となった老廃物を体の外に出したり、電解質の安定を維持したり、さらに血液が酸性に傾かないようにしたり、血圧(収縮期血圧・最高血圧と拡張期血圧・最低血圧を測定することで、健康状態を検査します)の調整や赤血球の生成にも関わり、私たちの体のために重要な役割を担っています。当然ながら、腎臓に関する治療は病院を訪ねて相応の対処も必要ですが、日常的に健康的な生活を意識することが大切です。1日に何をどれくらい食べたらよいかや、どのようにして献立を考えたらよいか、減塩のポイントなどを教えます。低たんぱく食事療法においては、治療用特殊食品の使用がメインとなりますから、それらの種類にはどんなものがあるのかや、その使い方なども教えます。それぞれの患者さんが、実際どれほどのたんぱく質や食塩を摂っているのかを調べます。一日における排泄物を検査し計算をします。1日分の尿への尿素窒素やナトリウムの排泄量を見ることで、どの程度たんぱく質や食塩を摂っているのかを知ることが可能です。人体に必要な3大栄養素に糖質・たんぱく質・脂質があります。糖質と脂質は体内で燃焼されることで水と二酸化炭素に転じるため、腎臓や肺に居座り続けることはありませんが、たんぱく質の場合分離されれば7~8割は窒素を伴った老廃物に変わるため、排泄の際に多少なりに腎臓に負荷が生じます。この事から、たんぱく質の摂取量には注意する必要があります。体の機能を保つ上で最低限のたんぱく質の量は体重1kg当たり0.6g/日もとめられ、一日換算で約30g~40gです。もっと詳しく⇒クレアチニン 下がる